中期経営計画

中期経営計画 「SCBストラテジー2022」
~ Road to 2030 地域の未来を 信用金庫とともに ~

中期経営計画の全体像

HaNDによる変革

  • 環境・社会の持続可能性の危機やデジタル化の急速な進展といった社会変容の中で、信用金庫業界の競争力を高めていくためには、現状維持や既存事業の改善・改良に留まることなく組織能力を改革し、ビジネスモデルそのものを変革していくことが必要

  • 信金中金は、信用金庫業界にとって強み・機会となりうるテーマである人財、ネットワーク、デジタルを3つの軸として変革を生み、業界の競争力を高めることで、「2030年までに目指す姿」の実現を目指す

4つのストラテジー

ストラテジー1「地域の課題を解決する機能の向上」
  • コロナ禍で高まった地域からの期待に応えるべく、地域の課題解決に対する貢献度の高い取組みに重点を置き、施策の実効性を高めていく。

  • 業界がこれらの取組みに対する適正な対価を受領し、持続的に地域に対して良質なサービスを提供する仕組みの構築を目指す。

ストラテジー2「信用金庫の収益力・リスク対応力の強化」
  • 信金中金グループが一体となって、資金運用・リスク管理サポートをはじめとする信用金庫に対するコンサルティング機能の深化を図る。

  • 信用金庫の収益源の多様化に資する商品・サービスの提供を進める。

ストラテジー3「持続的かつ効率的な業務運営態勢の構築」
  • 限られた経営資源の有効活用に向けて、共同化・集中化・外部委託の促進による業務効率化に取り組むとともに、業務の堅牢性・持続性の維持・向上に取り組む。

  • 業界のビジネスモデル変革の土台となる環境の整備を進める。

ストラテジー4「信金中金の財務基盤の強化」
  • 業界の機能強化にかかる相応のコスト負担が見込まれる中、RAF運営の高度化や専門人材の育成等を通じて、収益力強化を目指す。

  • わが国有数の機関投資家として、ESG投融資の推進等を通じて、社会の持続可能性の向上に寄与する取組みを進める。

しんきんグリーンプロジェクト

  • 2021年9月に策定した「信金中央金庫グループ環境方針」に則り、信用金庫とともに、環境問題の解決に向けた取組みを推進

  • 信用金庫業界独自のグリーン戦略を通じて、「信用金庫 = グリーン」のブランドイメージの定着を企図